新年ご挨拶
新年
明けましておめでとうございます
遅ればせながら、かつお久しぶりです。
実に1年半ぶりの更新となります・・・・
スポーツクラブ業界も急激な不景気に見舞われ、どこも大変だとおもいます。
新しくできるスポーツクラブもありますが、閉鎖に追い込まれるスポーツクラブもたくさんあり、それに対して少しでも従業員の皆様の情報としてお役に立てたり、会員の皆様にご理解をいただければ・・・・と思い、思い切って復帰を決意しました
いつものごとく、自分本位の意見や思いではありますが、お付き合いいただける方は、本年も宜しくお願いします!
集中したいのは・・・
ご意見カードの内容は、難しい内容でした。
「ジムのランニングマシンで走っているのですが、よくいる隣のおじさんの声が気になって、走りに集中できません。会話に制限をしてもらえませんか?」
ちょっと遠くのスポーツクラブだったので、すぐに現場確認ができませんでしたが、責任者をはじめ、スタッフ一様に、
「確かにそのおじさんは少し声は大きめだとは思いますが・・・・」
僕も声は大きめ?のようですが・・・(自分では普通なので、なかなか自覚はできません)
結局、それとなくそのおじさんにはお伝えはしたのですが、やっぱり声の制限はなかなか難しいです。
そういえば、過去に僕がいたスポーツクラブでのご意見に、
「ジムに会員が来るたびに、大きな声で挨拶しているが、うるさいのでやめてほしい!」
とのご意見がありました。
これはご意見をいただいた会員様に、明るく元気なスポーツクラブのムードつくりのために、自分が部下に指示をしていることをお伝えして、ご協力をお願いしました。
納得はしていただけませんでしたが、仕方がない・・・程度で終わりました。
ある意味、どっちも正しいものに対しては、難しい対応に迫られます。
自分本位過ぎます・・・
会員様からの投書がありました。
「ロッカーの中にハンガーがないことが多いのですが、毎日確認しているのですか?」
やってるんですが・・・
気づかれている会員様もいらっしゃるようですが、自分の使用するロッカーのハンガーだけでなく、隣のロッカーのハンガーも使用される方は、結構いるようです。
ちょっと自分本位過ぎます・・・
自分の使用しようとしているロッカーにハンガーがなかったら、どんな気分になるかを考えることもできない人が増えているのでしょうか・・・
もちろん、持ち帰られる会員様もいらっしゃいます。
時々スタッフと話すことがあります。
そんなにハンガーが欲しい人がいるなら、
「フロントで欲しいと言ってくだされば、プレゼントします。」
っと書いて掲示しようかと・・・
投書された会員様には、本当に申し訳ないですが、それがクラブの実態です。
全員調べて!!
水着の忘れ物の件で、お電話があったと相談を受けました。
「うちの子の水着なんだけど、もう無くなってなら1週間になるので、うちの子の時間にきている子供とか親全員に間違って持って帰ってないか調べて!!」
っと言うご要望がありました。
忘れ物・・・
確かに誰かが間違って持って帰ったのですが・・・
気持ちはわかりますが、正直難しいのです。
保護者の方からすれば、
「絶対に誰か持って帰ったのだから・・・」
「また、新しいのを買うのはもったいないし、損した気分」
「うちの子供のくらい見つけることができるでしょ」
と、おっしゃる通りなのですが、毎日の忘れ物の数は、びっくりするくらいあります。
毎日5件や10件どころではありません。
それをその時間にきているお子様の人数全員となると、どうしても難しいのです。
当然、時間とお金をかければできないことも事実ですが、やはり経営上難しいと理解していただきたく、最終的にはできる範囲での確認とさせていただきました。
幸い、忘れ物をされたお子様に連絡した際、間違えて持って帰られたということが判明。
無事、ご返却することはできたのですが・・・・
今後も、全てのお子様に確認するのは、難しい旨をお伝えしました。
僕もそこらかしこで忘れ物をするタイプなのですが、スポーツクラブでの忘れ物は、大人の方でも毎日これでもか!というくらいあります。
余談ですが、結局下着類を中心に、持ち主が不明の忘れ物も多数あり、定期的に最寄の警察署に届けています。
これも結構余分な仕事の上に、警察署も保管場所に困ることから、いい顔はしてくれません。
僕の経験だけですが、毎月ダンボール2箱は充分にありました・・・(笑)
台風一過・・・
大阪は、一昨日の心配は、何のことやら・・・
朝起きたら台風一過・・・
土曜日は、関西の一部でも営業時間を少し早めて終了したり、早々にイベントの中止連絡をしたりとしていたのですが、過ぎ去ってしまうと一気に天気も回復です。
しかし・・・
台風の時の営業判断は、結構難しいものです。
子供のスイミングスクールとかは、
「○○時の時点で、○○警報が発令されていた場合は、中止とします。」
っといったような、明確な中止基準を設けているのですが、大人のスポーツクラブは曖昧です。
曖昧ということもあり、判断も遅れがちになるのですが・・・
早く営業をとめると・・・
「スポーツクラブは月会費で会員がお金を支払ってるんだから、自分たちで勝手に決めるな!」
「少しでも早く閉めた方が、経費が削減できるからね・・・」
とかいろいろ嫌味みたいなことを言われます。
また、判断に迷ってギリギリまで営業をすると・・・
「こんな時に営業してるなんて、非常識!!」
「行き帰りに何かあったら責任とってくれるの?」
みたいなことを言われたりします。
その上、場合によってはスタッフの帰る交通機関がストップしてしまう可能性もあり、判断に迷います。
最近は、
「安全第一」
を最大の判断基準として考えるようになって楽になりました。
多少のクレームや意見を言われたとしても、事故や怪我につながらないような判断をすることです。
消極的と思われるかもしれませんが、やはり安全が確保できることが大前提です。
異動をやめてほしい!!
本部にお手紙がきていました。
「スタッフの○○さんに大変お世話になり、ありがとうございます。これからも・・・っと思っていたのですが、今月いっぱいで転勤されるということです。ご本人も乗り気ではないようですので、取りやめてもらえませんか?」
気持ちはわかるのですが・・・
会社に1つしかスポーツクラブがなければ、転勤もなくなるのですが、やはり何箇所もスポーツクラブを運営していると、そうもいってられません。
特に新しくスポーツクラブをオープンさせる時は、どうしても力のあるスタッフ配置をしたくなります。
これはどうしようもならないとご理解いただくしかありません。
しかししかし、本人が乗り気でないということを会員様にいうということは困ったものです。
時々、会員様に向けてよい顔をしたいということで、上司や本部を悪くいうスタッフがいます。
うちの会社は甘いと言われますが、転勤の際は、一度打診があり、辞令が急に出て問答無用ということはありません。
基本的に、本人との合意の下で決定します。
会員様をその気にさせるようにコメントをしないように、指示しないと・・・
理不尽な要望・・・
帰りの車の中でのNHKニュースが耳に留まりました。
なんとなく聞いていたので、はっきりとは聞き取れていない部分もあったのですが、
「学校への理不尽な要望が増え続ける中、先生たちが気軽に弁護士(確か弁護士だったと・・・)に相談できるようにする」
僕は個人的に大賛成です。
ニュースでも、
「娘は箱入り娘だから、喧嘩をするようなことがないように、約束して念書を出して欲しい」
「あの子の親とは仲が悪いから、一緒のクラスにならないようにしてほしい」
といった要望もあるそうです。
僕たちスポーツクラブの業界でも、理不尽なご要望やクレームが増えていますが、学校ではなおさらのようです。
その中で、今回の措置は、先生方の助けになるのではないかと思います。
「何でも言った者勝ち」
みたいな風潮があると、どうなるのかと恐ろしくなります。
全ての先生方がすばらしいとは思いませんが、こういった措置で、やはり先生方がある程度の権威を持って子供たちの教育指導にあたってほしいと思います。
お宅を知りませんが・・・・
本部で仕事をしているときに、偶然電話を取りました。
すると・・・
「スポーツクラブ○○の会員だけど、わかる?」
わかるというか、うちのスポーツクラブなので、当然、
「当社ですが・・・何か・・・」
と言ったか言わないうちに、その中年らしき女性は、けたたましくクレームを言い始めました。
よくあるパターンで、要は自分の言いなりにならない支配人が気に入らないらしいです。
挙句の果てに
「今までの支配人は、私の言うことはいつも聞いてくれたのに、今回の支配人はほんとにダメね。辞めさせて!!」
ひどいことを言うものですし、そこのスポーツクラブは僕も支配人をしていた時期があるのですが、お宅を知りませんが・・・
っとも言えず、とにかく謝るというかなだめるというかの1時間でした。
おそらくまた電話がくるのだろうと思いますが、これもまた無駄に時間です。
最近は、本部への電話や手紙、投書も少なくなく、一方的に書かれているので大変です。
すぐに事実関係を確認するために、当該スポーツクラブの支配人をはじめ、いろんな人に聞き取りをしたりと、時間と労力が必要となります。
もちろん、全てのそういったものが無駄ではなく、非常にありがたい事実で、感謝することもあり、それがあるから事実確認をしっかりとしにいきます。
でも・・・
今回は偶然僕が前に支配人をしていたこともあり、今回のクレームは大事件になることはありませんが、別の者が電話を取っていたらと思うと、怖いです。
うそのクレームは、辞めてほしいものです・・・
違法ではないのですが・・・
ある自立支援型老人ホームの運動スペースに立ち寄った時のことでした。
「あんた、ここの人?」
70歳前後の男性の方が、自転車をこぎながら声をかけてこられました・・・
っと言っても、雰囲気でわかるのですが、何か文句を言いたそうな感じでしたので、
「いえ、こちらにスタッフを派遣している会社のものですが、何か御用がございましたら賜りますが?」
と返答するや否や、
「ここにきているスタッフは資格はあるのか?
「どんな人物を派遣しているのか?」
「ここは、我々が独占して使える場所であり、個人的なトレーニング(パーソナルトレーニング)されるのは不愉快」
等々、好き放題言われました。
途中で気づいたのですが、その方は以前から当社からの派遣スタッフが気に食わず、クレームを言われている方でした。
スポーツドクターの資格も持たれているそうですが、ちょっと時代遅れのコメントをされたりもするのです。
しかも、最後は、
「パーソナルトレーニングをしているのも気に食わないし、しかも有料でお金を取っているだろう。そんなことは医者じゃないのに違法行為に過ぎない」
と他の数名の居住者の前で、大声で言われました。
もちろん、そんな方の前で反論し、一歩間違えて言い負かせてしまえば、それこそ面子をつぶしてあることないことを言われるのが目に見えているので、特には反論もせず、また今度お話しすることでその場を終わらせました。
しかし・・・
自信を持って言われるのは言いのですが、パーソナルトレーニングでお金を頂戴するのは、違法ではありません。
それを知らずに言われているのはかわいそうなのですが、その方は以前からプライドが高く、同意したコメントでないとひどい目にあわされると評判のようです。
スポーツクラブの場合は、ほんとに喧嘩になった場合は、スポーツクラブを退会すればいいだけですが、こういった老人ホームはなかなか移動が難しいそうです。
お金の面も含めるとさらにだそうです。
やっぱりどこにでもいろんな人がいますね~(笑)
クレームに負けるな!
今日は、あるダンススクールとの契約交渉のため、出張に出ていました。
ちょうどダンス担当の先生もいらっしゃり、初めてお会いしたのに意気投合。
いきなり一杯呑むことになりました。
ちょっとほろ酔い気分になった時です。
「しかし・・・フィットネスクラブのダンスは難しいですよ~」
すぐに予測はついたのですが、一応お伺いすると・・・
「ダンス関係は、参加者(会員様)の既得権が強くて、すぐに自分たちの思い通りにならないとクレームをクラブに言ってくる。その上、そのクレームに支配人さんが負けて、いいなりになって我々に言ってくるから・・・」
やはり予測していた通りのことでしたので、間髪いれず、
「それは僕に任せて下さい。会員様が正しいと判断した場合は、御社に伝えますが、間違ったクレームはきっちり会員様にお答えします。」
すごく驚かれていました。
担当の先生は、そんなことを言われたのは初めてのようでした。
そこで当然、
「クレームに負けるな!かんぱ~い」
それを考えると、ダンスの先生も大変です。
既得権を持っていると勘違いしている会員様に対応しないといけないストレスは、相当のようです。
毅然とした対応ができるスポーツクラブでありたいものです。