フリーウエイトゾーンが消えていく・・・
夕食の時に、嫁さんのお父さんが寂しそうに言われました。
「いつも行ってる○○スポーツクラブのフリーウエイトゾーンがなくなるらしくて・・・」
義父は何年も前から○○スポーツクラブに通われて、フリーウエイトを中心にトレーニングをされていました。
そのフリーウエイトゾーンがなくなるというのは、スポーツクラブに通う意味がなくなるということでもあります。
数年前からフリーウエイトゾーンをなくしたり、縮小しているスポーツクラブが少なくありません。
建前は
「安全性が確保できない」
っということですが、僕の感覚は違います。
単にフリーウエイトトレーニングを指導できるスタッフを育成できないということです。
確かにフリーウエイトトレーニングは幅広く、安全の確保も難しいと思います。
また、知識や経験も豊富でないといけません。
しかし、それで安易に楽なほうに逃げてもいいのでしょうか?
それではこの業種の成長もなくなるのではないでしょうか?
このブログでも何回か書きましたが、僕達の業種は元気なように見えて、結局人を減らしてサービスを落としながら経営を成り立たせています。
会員様からのクレームの一部に、スタッフの知識や能力に対するものもあります。
人の育成をせず、アルバイトの人達を数多く雇用して、その場をしのいでいるだけです。
フリーウエイトだけにとらわれず、今こそスタッフの育成に力を注ぐべきではないだろうかと思います。
それが、本当にスポーツクラブ業界そのものが発展するものだと信じます。